鹿児島Ruby会議02まとめ

先日(2023/03/04)、ここ鹿児島での第2回目の地域Ruby会議「鹿児島Ruby会議02」が開催されました。 サイトはこちら。

(写真は、GMOペパボ採用担当(@pb_recruit)さんのツイートより拝借)

今年1/19に行いましたK-Ruby#33で、ペパボの黒瀧さんが、「3/4に鹿児島Ruby会議02やるよ!」って発表されて、その後、黒瀧さんと吉本さんが中心に準備を進められ、結果的に全国から総勢77名参加の地域Ruby会議を開催することができました。

黒瀧さんと吉本さんの力なしでは、これだけの人は集められません。お二方はほんと凄いです。

振り返ってみれば、前回、鹿児島Ruby会議01が行われたのが2019年11月30日、そう、コロナ禍が始まるちょうど前でした。 あの時は、ポスターを作成して色んなところに配ったり、色々広報して回って約90名集まったのですが、 今回は、ほぼconnpussだけで80名近く集まりました。

鹿児島Ruby会議01後も、オンラインですが、ほぼ定期的にMTGを開催し、K-Rubyという名前がいくらか浸透してきたからでしょうか。ありがたいことです。

そして、今回はオフラインでの開催、Google Meetではなく、久しぶりに実空間で顔を合わせることで、またコミュニティ活動の楽しさと素晴らしさを再実感することができました。

参加された方たちが、Twitterやブログ等で、Ruby会議の模様を伝えていただいておりますが、ここでは2点紹介させていただきます。

まずは、よしこ(吉本)さんがまとめておられます。
鹿児島Ruby会議02を開催したhttps://note.com/yoshikouki/n/n80c1f4c33d7a

次に、鹿児島Ruby会議02のWebデザインをご担当された、かおりさんが、各登壇者が公開されてい発表スライドのリンク集を作っていただいております。
鹿児島Ruby会議02登壇者スライド-リンク集https://note.com/kaori221b/n/n70b34f33d25d

以下は、私が会場の場で取ったメモを箇条書きしたものです。

前の日に、最後の挨拶を依頼され、その緊張と焦りのなかで取ったメモなので、抜けているところは間違っているところがあるかもしれません。あくまでもご参考程度にお願いいたします。


鹿児島Ruby会議02

開催概要

  • 日時: 2023-03-04 13:00~18:00
  • 場所: mark MEIZAN (鹿児島県鹿児島市名山町9-15)
  • 参加: 77名
  • 主催: 鹿児島Ruby会議02実行委員会
  • 後援: 一般社団法人日本Rubyの会, 国立大学法人鹿児島大学情報基盤統括センター
  • スポンサー: GMOペパボ株式会社, 株式会社リリー, 株式会社シナプス, 株式会社ユニマル, 株式会社W・I・S, 株式会社現場サ>ポート
  • 実行委員長: GMOペパボ株式会社 黒瀧悠太

以下、タイムテーブル順に簡単なメモを記載、敬称略。

Opening

  • 鹿児島Ruby会議02実行委員会代表 黒瀧

現場サポート(川畑勇喜)

  • 「芋とRubyと…」
  • Rubyでの開発やっていません
  • 「小芋を作ろう」
  • 職場でRubyの関心度をヒアリング、回答結果をグラフ化
  • 結局は、みんなRuby大好き

Speaker 1

yoshikouki, 「鹿児島からRubyではじめる新規サービス開発」

  • Ruby 30周年「老兵は死なず」
  • GMOレンシュ」を作っている(エンジニア3名)
    • 鹿児島レブナイズのサイトなどで利用されている(恐らくこれ
  • 小さくても良いものをドンドン世に出していく
  • コミュニティを継続させていきたい
  • フロント側のテストが大変、npmでのアップデートが怖い

Speaker 2

杉山恵理子, 「Ruby に背中を押してもらったコミュニティ参加からオーガナイザーまでの道のり」

ユニマル(ユニマルの皆さん)

  • お揃いの白いパーカー
  • SpearlyというヘッドレスCMSを作った
  • SSG(Static Site Generator)、最終的には静的なページに変換
  • オープンソースである。GitHub公開
  • コントリビューション(感想、レポート等)お願いします
  • HTMLとCSSだけなので爆速

Speaker 3

うなすけ, 「QUICをRubyの世界に持ってくる活動をしています」

  • 発表資料
  • アイコンの写真、実はご本人
  • 2022年度Rubyアソシエーションのプロジェクトとして採択される
  • 「QUIC」は、高速でデータ転送を行うプロトコル
    • 2021年、RFC9000標準化
  • TCPではなくUDP、HTTP/2はTCPを使うが、HTTP/3はUDP(QUIC)を使う
  • C、Rust、Go、Pythonなどで実装されている
  • 今回、Pythonのaioquic をRubyに移植
  • QUICは暗号化も受け持つのでOpenSSLと仲良くならなければならない
  • 副産物として、OpenSSL gemの修正もできた

Speaker 4

トミー, 「「初めてRailsアプリをリリースしました!」のその後」

GMOペパボ(まりん

  • デジタルコンテンツの販売もやっています
  • minne」、メインでRubyを使って開発
  • 今年の1月、創業20周年
    • 「AIロリポおじさん」

Speaker 5

岡嵜雄平, 「mrubyでマイコンの世界に足を踏み入れる」

Speaker 6

大倉雅史, 「Rubyではじめる自動テスト」

  • 発表資料
  • フリーランス、フィヨルドブートキャンプアドバイザー
  • 今回の発表は、自動テストについて理解してもらうことが目標
  • テストを書くと、プログラムが精錬され、リファクタリングの助けになる
  • 自動テストは書くもの、「書かない後悔より書く後悔」
  • 良い自動テストは良いコードである

Speaker 7

塩井美咲, 「たのしいRubyの構文解析ツアー」

  • 発表資料
  • Rubyがコードを実行するまでの内部処理を説明
  • パーサログを出力する「-y」オプション、例「$ ruby -ye "1+2"
  • スキャナは「1+2」を分解し、それをパーサに渡して処理する
  • 構文規則を適用してスタックに入れていく
  • 書籍「Rubyのしくみ」を読んだのがきっかけ
  • お勧め参考図書「Rubyソースコード完全解説」

Speaker 8

松田明, 「Rails 7.1をn倍速くした話」

  • RubyとRailsのコミッター、Asakusa.rb
  • Railsは遅いことで有名なフレームワーク、Rodaの40倍くらい遅い
  • Railsの高速化、腕を骨折、安静が必要で暇になったのでやってみた
  • パフォーマンスの測定は、実行速度ではなく、Objectアロケーション数で
  • scaffoldで作成したCRUDのshowを実行するまで
  • トータル、元々1757個が34個くらいに減らせた。今日で16個まで減らせた
  • 結果実行速度も速くなって、nは3〜4の間くらいまでになった

Closing

  • K-Ruby共同発起人 古屋

鹿児島Ruby会議02 懇親会

2023

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先日(2023-01-19)、定例の隔月第3木曜日に、第33回目のK-Rubyミーティング(K-Ruby #33)がオンライン形式(Google Meet)にて開催されました!

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2022

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昨日(2022-09-15)、定例の隔月第3木曜日に、第32回目のK-Rubyミーティング(K-Ruby #32)がオンライン形式(Google Meet)にて開催されました!

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先週(2022-07-21)、定例の隔月第3木曜日に、第31回目のK-Rubyミーティング(K-Ruby #31) がオンライン形式(Google Meet)にて開催されました!

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2021

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2020

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2019

K-Ruby

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2019年10月31日(木)、開催いたします。

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鹿児島Ruby会議キックオフミーティング

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本日は、鹿児島Ruby会議のキックオフミーティングということで、 GMOペパボ鹿児島オフィスにて、K-Rubyのメンバーである @kurotaky さんと、@flatlabs さんと打合せをしました。 開催日は、2019年11月30日、場所は mark MEIZAN を予定しています。

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2018

First post

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K-Rubyのウェブサイトは、これまでAWSのEC2でWebサーバを立ち上げて公開していましたが、 この度、GitHub Pagesのサービスを利用してみました。 そんでもって、ついでにJekyllを導入してみました。

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